海水浴を楽しむための基礎知識

海水浴場での夏のひとときを最高の思い出にするために

夏のひとときを最高の思い出にするために。
海水浴を安全に楽しむための基礎知識をご紹介します。

 

海水浴を楽しむための基礎知識記事一覧

「アッチのほうが空いているから・・・」と言って、遊泳禁止のエリアで泳いだりしては絶対にいけません。遊泳禁止になっている場所というのは、急に深くなっている、潮の流れが複雑であるなど、禁止にするだけの危険な理由があるからです。海水浴場は、遊泳可能な区域とそうでない区域が旗やブイなどで明確に示されています。泳ぎ始める前に、その海水浴場のルールを事前に確認しておきましょう。海水浴は「海水浴場」として遊泳が...

海水浴場で、青色・黄色・赤色などの旗を見かけたことはありませんか?多くの方が今まで気にすることもなかったと思います。海水浴場には、その日の海の状況に応じて、遊泳することが可能かどうかなどを表す旗があります。遊泳の状況を表す旗は、ライフセーバーや監視員の駐在するタワーや監視所などに立っています。それぞれの旗の意味は以下の通りです。 青・・・・・遊泳可 黄・・・・・遊泳注意 赤・・・・・遊泳禁止くれぐ...

海水浴場に着いて海を目の前にすると、そのまま海に飛び込みたくなります。海を目の前にして焦るその気持ちはわかりますが・・・とても危険です。海に入る前には必ず準備運動をしましょう。実をいうと、私も若い頃は「どうして海の中で遊ぶ程度で準備運動なんてしなきゃいけないんだ?」なんて思っていました。でも、ある日、海の中で足をつってしまったことがあったんです。海の中で足をつるとすごく慌てます。その時は事なきを得...

降り注ぐ夏の太陽の日差し!青い空!白い雲!ビールが飲みたくなりますよね。わかります、その気持ち。だけど・・・ダメです。お酒を飲んで海に入ると非常に危険だからです。大人が海水浴中に溺れる原因の多くは飲酒が原因であると言われているんですよ。アルコールは平衡感覚や運動神経系の機能を低下させるので、どんなに泳ぎが上手な人でも酔った状態では溺れてしまうのです。あなたの命は、自分一人だけの命ではないはずです。...

海水浴場では、子供から目を離さないようにしましょう。まず、危険が潜んでいるのが海の中。海の中では、目を離した隙に子供が波にさらわれてしまうことや、溺れてしまう可能性があります。波の力は意外と強いので、さほど大きくない波でも、小さなお子様にとっては脅威になります。必ずそばに付いていてあげて下さい。ビーチにも危険はいっぱいです。子供は夢中になると周りが見えなくなりがちです。ふと気づいてみたら、パパとマ...

海で泳いでいる時、どんなに注意をしていても、沖に流されてしまったり、溺れそうな場合があるかもしれません。そんな時は「助けてサイン」を出しましょう。監視員やライフセーバーの方が気づいて助けに来てくれます。「助けてサイン」=「片手を大きく振る」これが「助けて!」のサインです。もし、溺れたり、流されている人を見かけた場合はどうすればよいか。そういう時は、近くにいるライフセーバーや監視員にすぐに知らせまし...

海の事故の緊急連絡先は「118番」です。2000年5月から海上保安庁が、緊急通報用電話番号として「118番」海上保安庁が運用を始めました。どんなときにかければよいのかというと、溺れている人を見つけた!などの、海での人身事故を目撃した場合です。そして、「いつ」、「どこで」、「なにがあった」などを簡潔に落ち着いて通報してください。携帯電話でも通話可能です。例えば、沖に流されて助けを求めている人がいると...

海水浴場では、8月のお盆近くの時期になって海水の温度が下がってくると、クラゲに遭遇する確率が非常に高くなります。もしクラゲに刺されたら、応急処置をしてすぐに病院に行きましょう。応急処置はライフセーバーの方にお願いするのが良いと思いますが、自分でしなければならない場合は以下の方法で行います。 ・クラゲの触手をピンセットやタオルなどで取り除く ・海水で洗う(真水ではダメです) ・ステロイドを含む軟膏を...